
Zoomのプラン
Zoomの有料プランと無料プランって何が違うの?
一番大きな特徴は参加人数による時間制限の違いかな。
とりあえず分かりやすく教えてね。
じゃあ今回は「有料プランと無料プランの違い」と
「有料プランに乗り換えるタイミング」について解説するね!
Zoomのプランの違い
新型コロナウイルスの影響もあって
Web会議やオンラインセミナー、Web飲み会が定着してきました。
はじめのうちはWeb会議システムを半信半疑で使っていた人たちも
その生活が当たり前になってしまうと
「もっと便利に使えないかな」と感じることがあると思います。
このブログでは「Zoom」の使い方を中心に解説していますが
まだ「有料プラン」については紹介していませんでした。
このブログをご覧になっている多くの方は「無料プラン」を使われているでしょうが
「有料プラン」にするといくつかのメリットがあります。
この記事では「有料プランと無料プランの違い」と「有料プランに乗り換えるタイミング」
について解説していきます。
有料プランの種類
有料プランには3つの種類があります。
有料プラン3種類
・ビジネスプラン
・企業プラン
プロプラン(Pro)
プロプランは有料プランの中では最もお手頃価格で「小規模チームに最適」です。
少人数で運用する際には、基本的にこのプランがオススメです。
というか、このブログをご覧になっている読者層を考えると
このプランで十分です、というよりプロプラン一択です!
そのため、この記事では「有料プラン=プロプラン」という前提 で説明していきます。
※因みにボクもProプランです
ビジネスプラン(Business)
ビジネスプランは「中小企業向け」プランで、月額¥2,700ですが
最低でも10ライセンスの登録が必要になります。
つまり、「¥2,700×10」で最低でも¥27,000はかかるということです。
よって、個人や小チームで運営するには向きません。
機能としては「管理用ダッシュボード」が使用できたり
「専用電話サポート」が受けられます!(英語のみですが・・・)
企業プラン(Enterprise)
企業プランはその名の通り「大企業向け」のプランです。
月額¥2,700で最低100ライセンスからの登録となります。
当然ですが僕もこのプランには登録できないので詳しいことは分かりません。
一般的には使用しないので軽~く流していきましょう!
「そんなプランもあるんだなぁ・・・」程度でOKです。
有料プランと無料プランの違い
さて、それでは有料プラン(プロプラン)と無料プランでは一体何が違うのでしょうか?
まずは以下の表でできることの違いを確認してみましょう。
無料プラン | 有料プラン(Pro) | |
接続時間 | 1対1は24時間
3人以上は40分 |
100人まで24時間 |
録画機能 | パソコンに保存 | パソコン or クラウドに保存 |
パスワード | 必須 | 選択できる |
共同ホスト | × | ○ |
YouTube・Facebook中継 | × | ○ |
それでは1つずつ解説していきます。
接続時間
無料プランの一番のネックはこの「接続時間の制限」です。
2人でミーティングをする際には24時間つなぎ放題なのですが
3人になると・・・「40分」で接続が切れてしまいます!
もちろん40分経って切断されてしまったら、もう一度ミーティングを設定すれば良いです。
ただ、せっかく盛り上がってきたところで途切れてしまうのは寂しいですし
何よりまたミーティングをセッティングするのがめんどくさいですよね。。
しかも実際のWeb会議では、参加者が遅れて参加してきたり
接続やマイクトラブルなどで序盤に大きく時間をとられるケースも多いです。
さまざまなことを加味すると実際は30分程度と考えるのが妥当かもしれません。
そのため、3名以上で40分を超えるミーティングを月に複数回以上行う場合には
有料プランに移行した方が良さそうです。
↑のような疑問が出てくると思いますが
主催者(ホスト)が有料プランに入っていれば大丈夫です。
その代わりホストがミーティングルームから退室すると
会議自体は終了してしまうので注意が必要です。
※「ホストにする」機能で別の参加者をホストにしたら退室できます(有料プランのみ)
録画機能
有料プランと無料プランは「録画機能」にも差があります。
具体的には、無料プランは「ローカル録画(パソコン)」にしか保存ができません。
有料プランではローカルの他にも「クラウドに保存」が選べます。
「クラウド保存」とは、インターネット上にデータを保存できるサービスを言います。
Zoomの場合だと Zoomポータルサイト 上にミーティングを録画できるようになります。
動画データはデータ容量がとても大きいので
パソコン(ローカル)にデータ保存するとパソコンのストレージ(容量)を圧迫します。
そう考えるとクラウドに保存しておけるのは便利です。
しかし、注意点もあります。
ここに注意
1GBと聞くと大容量に感じますが1時間ほどの録画データであっさりと越えてしまいます。
つまり、1回の会議・セミナーだけで容量オーバーになるということです(汗
そのためクラウドの録画データをこまめに削除しないといけません。
※現時点では、容量オーバーしてもデータは保存されますが今後は録画できなくなるカモ?
自己責任でオネガイシマス。
容量を超えないようにする対策は
「YouTubeで非公開にして保存」、「外付けHDDに保存」などの方法がオススメです。
パスワード
Zoomはセキュリティ問題が指摘されてからその対策に取り組んでいます。
そのため最近(R2年5月現在)は、頻繁にアップデートが行われており
それに伴ってミーティング参加時には「パスワードを設定」することが推奨されています。
↓Zoomアプリのアップデートの方法はコチラから
有料プランだとミーティングをスケジュールする時に
パスワード入力の有無を決めたり、参加用URLにパスワードを組み込んだりして
Zoomの特徴である「参加のしやすさ」を活かせます。
これに対して無料プランの場合は「パスワード入力が必須」になります。
パソコンに詳しくない人でもカンタンに参加できるのがZoomのメリットなので
「参加するのに一手間増える」というのはマイナス要素になりかねません。
そのような場合には有料プランの検討も必要となってくるでしょう。
共同ホスト
Zoomには「共同ホスト」という便利な機能があります。
この機能はホストが持つ権限を参加者に一部委譲することができる機能です。
Web会議やオンラインセミナーでは、講師やファシリテーターは
自身の役割だけに集中するのが望ましいとされています。
なぜなら講師をしながら参加者の入室管理や音声管理を行うのは難しいからです。
このようなときに「共同ホスト」が役立ちます。
共同ホストの詳細は以下の記事からどうぞ
面倒な参加者管理や音声管理を他者に任せられるスーパーな機能!
しかし、この機能は有料プランしか使えません( ;∀;)
パソコンに不慣れな方が参加されたり、5名以上でミーティングすることが多い場合には
「共同ホスト」機能が使える有料プランがオススメです。
YouTube・Facebook中継
最後の1つは他のSNSとの連携機能です。
オンラインセミナーなどで質疑応答などの双方向のやりとりが不要な場合には
その内容をYouTubeやFacebookでリアルタイムに中継することができます。
一度に大人数にリーチでき、参加者管理の手間も省けるため重宝します。
また「ZoomはできないけどYouTubeなら見れる!」という方にも
Zoomの使い方を教える手間を省くことが可能になります。
ただFacebook中継は個人的に不具合が起きやすいように感じています。
(あくまで個人的な意見ですので参考程度に・・・)
ZoomだけでなくYouTubeへの中継も併用したい方には有料プランがオススメです。
有料プランへの乗り換えどき
ここまでは「有料プランと無料プランの違い」について説明してきました。
ここからは「じゃあいつが乗り換えどき!?」という疑問にお答えしていきます。
僕が考える有料プランへの変更するタイミングは以下です。
ここがポイント
・オンラインセミナーを主催する
Zoomをたまに使うくらいであれば無料プランで十分対応可能です。
しかし、頻繁に使用するなら制限時間とパスワード入力を面倒に感じるようになるでしょう。
また、オンラインセミナーを主催する場合には
「参加者管理」と「音声管理」が必須になってきます。
その際には無料プランではカバーできないので
有料プラン(プロプラン)への加入をオススメします!
↓有料プランを安く契約する方法は以下の記事で解説しています↓
まとめ
この記事ではZoomの「有料プラン(プロプラン)と無料プランの違い」と
「有料プランへの乗り換えどき」について解説してきました。
内容のまとめは以下をご確認ください。
無料プラン | 有料プラン(Pro) | |
接続時間 | 1対1は24時間
3人以上は40分 |
何人でも24時間 |
録画機能 | パソコンに保存 | パソコン or クラウドに保存 |
パスワード | 必須 | 選択できる |
共同ホスト | × | ○ |
YouTube・Facebook中継 | × | ○ |
有料プランへの乗り換えどき
・オンラインセミナーを主催する
皆様のリモートワークがよりよくなりますように♩
それでは!